2020年11月21日 / 最終更新日 : 2020年11月21日 gaunjikame 仏教説話で考える 説話【バターチャーラーさん】 2020.11.20 (前四○○年前後) コーサラ国の首都、サーヴァッティの豪商の娘バターチャーラーさんは、両親の反対を振り切って、使用人の青年と駆け落ちをしました。遠くの村にたどり着き、何とか粗末な家に住むことができ […]
2020年10月24日 / 最終更新日 : 2020年10月24日 gaunjikame 仏教説話で考える 説話【ウパカさん】 説話【ウパカさん】 2020.10.23 〔前四〇〇年頃〕 小路から、悪臭と共に茶色の牛がのっそりと大通りへ出て来ました。小路の向こうはガンジス河。ベナレスの朝は賑やかなガンジスの沐浴で明けます。 喧騒 […]
2020年10月9日 / 最終更新日 : 2020年10月9日 gaunjikame 仏教説話で考える 説話【今していることに生きる】 2020.10. 9 弟子たちが、一日一食のシンプルで静かな生活を送っていながら、顔色が輝いているのはどうしてかと尋ねられ、ブッダはこう答えた。 「彼らは過去を悔やまず、未来のことを気に病まない。彼らは現在を生きてい […]
2020年9月25日 / 最終更新日 : 2020年9月25日 gaunjikame 仏教説話で考える 説話【ソーナさん】 2020. 9.25 〔前四〇〇年頃〕 中インドの大長者の一人息子にソーナという青年がいました。 ソーナさんは赤ん坊の時から、超過保護の長者に、何一つ不自由することなく育てられました。全てのことは使用人がやってくれた […]
2020年1月17日 / 最終更新日 : 2020年1月16日 gaunjikame 仏教説話で考える 説話【教えに固執しない】 2020. 1.17 「弟子たちよ、ある人が旅の途中で大きな川に出くわしたとしよう。 こちらの岸は危険であり、対岸は安全で危険がない。 安全で危険がない対岸に渡る舟もなく、橋もない。 そこで彼はこう思った。「この流れは […]
2019年12月13日 / 最終更新日 : 2019年12月15日 gaunjikame 仏教説話で考える 説話【この仏について修行するのは―今―】 2019.12.13 釈尊が祇園精舎〔ぎおんしょうじゃ〕に滞在していた時のことである。 ひとりのバラモンがこの精舎を訪れて釈尊に尋ねた。 「未来の世には、どのくらい仏がお出ましになりますか」 「未来の世の仏の数は極めて […]
2019年11月2日 / 最終更新日 : 2019年12月15日 gaunjikame 仏教説話で考える 説話【アバヤさん】 2019.11. 2 (前四○○年前後) 「ブッダと呼ばれるようなお方でも、お前は地獄行きだ、というような恐ろしい言葉を使うことがあるのですか」 アバヤさんが幼い息子を胡坐〔あぐら〕に乗せ、家族や、使用人、仏弟子たち […]
2019年8月25日 / 最終更新日 : 2019年12月15日 gaunjikame 仏教説話で考える 説話【三人のバラモンさん】 2019. 8.25 (前四〇〇年頃) 竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)の近くに四人の熱心なバラモンさんがいました。熱心なだけに当時新興の仏教をことのほか嫌っていました。 ところが、仲間の一人が、こともあろうにお釈迦さ […]
2019年8月18日 / 最終更新日 : 2019年12月15日 gaunjikame 仏教説話で考える 説話【小鳥のけなげさ】 2019. 8.18 「山深いところで、何の原因か山火事がおき、その森に住んでいた鳥も獣も一目散に逃げた。その中で只一羽の小鳥が逃げずにその山火事を消そうとしていた。必死になって水場をさがし、自分の羽を見つけた谷川の水 […]
2019年8月1日 / 最終更新日 : 2019年12月15日 gaunjikame 仏教説話で考える 説話【バーラドヴァージャさん】 「花園」平成24年8月号より、バーラドヴァージャさんの説話を紹介。バーラドヴァージャという名をと聞くと『スッタニパータ』にある「田を耕すバーラドヴァージャ」が思い浮かびます。そこでは、お釈迦さまは心の田を耕すことが大事で、そうすると「甘露の実りをもたらす。心の耕作を行ったならば、あらゆる苦悩から解き放たれる」といっています。