2020年10月17日 / 最終更新日 : 2020年10月20日 gaunjikame 禅で考える 驢事〔ろじ〕未だ去らざるに馬事〔ばじ〕到来す 2020.10.16 驢事未だ去らざるに馬事到来す(驢事未去馬事到来) 雲居道膺のところから長慶へ行ったこの雲水の坊さんは、尋ねていわく、 「羚羊挂角時如何」(羚羊〔れいよう〕角〔つの〕を挂〔か〕く時はどうですか? […]
2020年10月2日 / 最終更新日 : 2020年10月2日 gaunjikame 禅で考える ただ、立っておるのだ(無住禅師) 2020.10. 2 横田南嶺老師のブログより (唐代の禅僧、保唐寺)無住禅師は、私たちが学んでいる臨済禅のもととなる馬祖の教えに、大きな影響を与えた方です。 この無住禅師という方は、礼拝も懺悔も念誦も許 […]
2020年9月18日 / 最終更新日 : 2020年9月19日 gaunjikame 仏教で考える 「役に立つ」「役に立たない」から離れる 2020. 9.18 役に立つこと 横田南嶺老師のブログより (中略) 柳澤先生の文章に、 「……人間には、人を癒やす能力が備わっている。また、癒やしを受ける能力も備わっている」 と書かれていて、そのあとに 「しかし、人 […]
2020年9月11日 / 最終更新日 : 2020年9月11日 gaunjikame 禅で考える 微笑みすることができ、平和で、幸せであること ティク・ナット・ハン 2020. 9.11 微笑みすることができ、平和で、幸せであること ティク・ナット・ハン 人生は苦しみに満ちています。しかし、人生にはまた、青い空、太陽の光、赤ん坊の目といった、素晴らしいことがいっぱいあります。苦しむ […]
2020年9月4日 / 最終更新日 : 2020年9月4日 gaunjikame 仏教で考える 禅僧 藤田一照さんとの対談 横田南嶺老師 2020. 9. 4 禅僧 藤田一照さんとの対談 横田南嶺老師 〈中略〉 ・ティク・ナット・ハン師からの一言 たまたま朝早く伊勢原での五日間のリトリートの時に朝早く起きたので、会場を歩いていたら向こうからティク・ […]
2020年8月8日 / 最終更新日 : 2020年8月8日 gaunjikame 禅で考える 禅とマインドフルネス 2020. 8. 7 ①宗教性捨てた瞑想 「悟り」忘れた自我の道具に 社説(2017.10.18中外日報より) 「マインドフルネス」が流行〔はや〕っている。これは要するに坐禅から宗教性を取り除いた瞑想で、精神安定上 […]
2020年4月24日 / 最終更新日 : 2020年4月24日 gaunjikame 禅で考える 臨済禅師の教え―法華経の譬喩 2020. 4.24 円覚寺派管長 横田南嶺老師 「三界無安、猶如火宅」の話の後、次のように続けられた。 「如来は已に 三界の火宅を離れて寂然として閑居し 林野に安処せり」 とあって、仏さまとは、この燃えさかる家を離れて […]
2020年3月20日 / 最終更新日 : 2020年3月19日 gaunjikame 禅で考える 「不二見えてあの世この世の若菜摘む(中川宋淵)」 2020. 3.20 中川宋淵 不二見えてあの世この世の若菜摘む 和尚からの蛇足 三島に龍澤寺という臨済宗の専門道場の禅寺があります。その住職をされていました、俳人としても有名な中川宋渕老師の一句です。この「不二見えて […]
2020年2月7日 / 最終更新日 : 2020年2月10日 gaunjikame 禅で考える 二つのやりとり 東京(新聞記事)でのことと山での(体験) 2020. 2. 7 ①毎日新聞にこんなある女性の投稿記事が載っていました。全文を記します。 「先日、田舎者が娘の結婚式に出席するために東京に出かけました。新しい東京駅になってから初めてです。東京駅は「魔界の森」のよう […]
2019年10月14日 / 最終更新日 : 2019年12月15日 gaunjikame 禅で考える 禅僧が聞いた元戦闘員の苦しみ 2019.10.14 横山泰賢(大本山永平寺 国際参禅部長) 53歳、現在国際参禅部長を務める横山さんはこれまで世界各地の禅寺を訪問して、禅の教えを伝える中でかつて戦争や紛争の最前線で戦った元戦闘員たちに出会いました。 […]